爆発の詳細①
こんな案件で年を跨ぎたくないなと思いつつ、忘れないうちにこっそり詳細をまとめていく。
年賀状の件で鬱だという話をしたら、出さなきゃいいじゃんとうざそうに言われ。
その態度に、はぁ?そもそもお前のせいだろとカチンときて。
「ていうか、○○君はこのままの状態でいいと思ってるの?」
で、開戦。
今のままじゃお金が減っていく一方だから早く収入を得ないと破綻する。扶養に入れないっていうならフルタイムで働きたい。国民年金じゃ将来の還付額が倍違う。将来のために厚生年金に加入したいから企業に勤めたい。住民票がこっちにないとそれが出来ない。
そんなことを泣きそうになりながら伝えたら、
「金、金、金のことばっか言うね」
うんざり言われて、完全にぶちギレた。
「○○君は無職になった事ないから分からないだろうけど、この状態がどれだけ不安で苦しいか、私は死にたいぐらい悩んでるのによくそんな事言えるね!」
同時に涙腺も崩壊。
「いいよね○○君は。そりゃ仕事は大変かもしれないけど、企業年金までぜんぶ会社が払ってくれるもんね。私は生きているかぎり全部自分で手続きして支払わなきゃいけないんだよ」
たくさん引かれて手取が少ないってぼやくけど、会社がそれだけ一緒に払ってくれてる訳で。私はそれを自分だけで払わなきゃいけないってこと。こんな単純なこと、なんで理解できないのか。
失業したことがない人間とはいえ社会保険と国民健康保険、厚生年金と国民年金、その仕組みさえ知らないことに失望した。
毎月給料からいろいろ引かれてるなーぐらいの認識なんだろうね。
私が30のときはもっと知ってたよ。一時は退職も考えたことあるんだろ?もっと調べろよ!
私のなかにふたりいる。
彼に愛想を尽かせた自分と、彼しかいないという自分。
両方自分だ。
彼に愛想が尽きても、私には彼しかいない。