失業の詳細③

リーダーは何年か前、社内に女性活躍推進をうたった嫌がらせ人事？によって妙齢の独身女性社員が遠方に飛ばされるということが多発したため、危険を感じ、給与の一割を捨て異動のない限定社員に変更。ここでの地位を磐石とした彼女は、年を重ねるにつれ、課長職に年下が就くようになると、より態度が横柄になっていきました。

社会では年齢がすべてではありません。実際私が勤めていた会社も、他部署には年に関係なく、部下に対しはっきりものを言う管理職がいました。むしろそれが大半です。
ところが4年前うちの部署に赴任してきたのは、一般職に毛が生えただけの名ばかりな課長でした。

新しい課長は仕事においても何においても頼りなく、常にリーダーに頼りっぱなしでした。同じ所で同じ事を30年し続けてるだけある彼女は、そのあたり知り尽くしてましたから。
新課長として私もはじめは大目に見ていたのですが、3年も経てば、1年生も3年生になるものです。なのにほぼ成長が見らず。。
そんなだからずっとリーダーに頭が上がらないのです。年齢以前の問題ですね。

目の前で起こっているリーダーのパワハラも、本来であれば課長がストッパーとなるべきなのですが、パソコンに集中して見ないふり、聞こえないふり。。
課長までそんなだからパワハラはエスカレートするばかりで職場内の空気は最悪。ただ、居心地は悪いのでしょう。人事異動が発令される度に「次は俺かな」って冗談ぽく口にしていましたが、本心から願ってるのが丸分かりでした。無神経、無責任、異動するまでの事なかれ。
実際、私が申し出ても、何も変わらなかったです。そうですよねー空気悪いですよねーと共感されるだけで。
私、同僚に愚痴ってるんじゃなくて上司に相談してるんですけど、と呆れたものです。
リーダーのパワハラ、
同僚の無関心、
その状況を何も変えられない課長の頼りなさが、一番の退職理由と思っています。

そんな課長もそろそろ本当に異動という時期でしょうが、コロナの影響で最低限の異動しかなくなったと聞いているので、もう少し先でしょう。

そう、辞めた今でも、会社の情報は入ってくるのです。
そこには私が退職を決めたもうひとつの理由にあるわけですが。